もう昨夏の話なのですが、2018年のアイルランド・ダブリン旅行ではクローク・パークのスタジアムツアーに参加してきました。
メインはもうひとつのアヴィヴァスタジアムで開催されたICCのチェルシー対アーセナルを観ることだったのですが、スタジアムファンとしてはクロークパークも見逃せません。
→ICC チェルシー対アーセナル観戦の様子はこちらの記事もどうぞ
ゲーリックフットボールの聖地
アイルランド旅行に行くまで知らなかったのですが、アイルランドはラグビーやサッカーと同等かそれ以上に「ゲーリックフットボール」というローカルスポーツが大人気なんですよね。
ゲーリックフットボールがどういうスポーツなのか結局よく理解できていないのですが(興味があったら是非検索してみてください…笑)、ヘルメットを被って、あるいはホッケーのようなスティックを手にボールを追うスポーツのようなんです。
ピッチはサッカーやラグビーのような長方形。だからスタジアムとしてはサッカースタジアムと言われても違和感のないものなんですよね。こんな感じクロークパークはかなり大きかったです。
私はスタジアムを見るだけで大興奮してしまうスタジアムファンなので、こういうスタンドやピッチを見学できただけで大満足でした。
ただ、スタジアムツアー参加するのは地元アイルランド人の方々がメインのようで、日本人の私はガイドさんから「なぜこのツアーに来たの?」「何でこのスタジアムを知ったの?」と興味津々に質問されました(笑)
ガイドさんの話を聞いている限り、ゲーリックフットボールに対するアイルランド人の熱狂は日本で例えるなら高校野球「甲子園」をより大きくしたものなのかなあと感じました。
アイルランド各地の地域で代表チームを組み、毎年この聖地・クロークパークに集って全国大会が開かれるようなんです。その地域で生まれ育った若者が地元の誇りを背負って戦う!ということで大盛り上がりのようです。
だから(ユニフォームに胸スポンサーとかは入っているのですが)あまり商業的ではなくて、国外にどんどん展開していく感じでもないようで。ある意味ごく閉鎖的に盛り上がっている訳です。
ルールを細かく知ろうとは思いませんでしたが、めったに訪れる機会がないアイルランドにこんなローカルな文化があるんだと興味深く感じましたね。
ツアーは地元の人で大賑わい。皆憧れの場所に来られて興奮しているという様子でしたので、より文化の根強さを実感しました。
気になってダブリン市内のスポーツショップをのぞくと上記の画像のように、サッカーやラグビーに似たゲーリックフットボール用のユニフォームやグッズも売られているんですよね。
街中でチームロゴ入りのウェアを着ている人も結構な頻度で見かけました。私もダブリンのチームのウェアをお土産で買いましたよ~
ちなみにウェアやユニフォームのメーカーはナイキやアディダスではなく、地元アイルランドのオニールズというスポーツブランドが担っているんですよね。
このオニールズにも興味を持って、オニールズファクトリーショップも訪問してみたのでまた記事にしたいと思います。
観光名所や世界遺産とかも良いですが、私はやはり旅行で地元の生活文化みたいなものを感じることが大好きで。その点、このゲーリックフットボール文化は面白みを感じました。
ゲーリックフットボールグッズはなかなかアイルランド以外では手に入らないでしょうし、訪れた方はぜひ記念に買ってみるのも良いかと思います( ˘ω˘ )