※本記事は7月に写真をスキャンしてPCに取り込み、アップロードしなおして更新しました。
雰囲気が悪いと評判…ウェストハムのロンドンスタジアム
少し前ですが、上記のような記事が出ていました。プレミアリーグの雰囲気の悪いスタジアムランキング…!こういうデリケートな話もストレートに記事にしてしまうんですね笑。
で、記事中で評判が悪いスタジアムとして選ばれてしまったのが、ウェストハムが昨シーズンからホームとしているロンドンスタジアム。確かにテレビ画面越しに見る限り、イングランドのスタジアムとしては珍しく、スタンドとピッチの距離が遠くてあまり良い印象はありませんでした…。
昨シーズン、ウェストハムが期待ほど上位に進出できなかった一因としてもスタジアム移転が挙げられていますよね。観客動員は増えたようなので経営にはプラスなのでしょうが、スタジアムの新設や改修の難しさを改めて実感します。
元ホームスタジアムのアプトンパークで現地観戦しました
実は私は2008年にロンドンを旅行で訪れた際、ロンドンスタジアムに移転する前のウェストハムのホームスタジアム「アプトンパーク」でプレミアリーグの試合を現地観戦したことがあります。当時の写真が見つかったので、あまり画質が良くはありませんが折角なのでアップしてみます。
ピッチの四方をそれぞれ独立したスタンドが囲むイングランドらしいオーソドックスなスタジアムです。ピッチからスタンドまでの距離も近いですね。
スタンドもウェストハムのチームカラーであるエンジとスカイブルーで塗り分けられ、クラシカルでかっこいいです。
私が買えたチケットはメインスタンド2階のさらに上段でしたが、それでも相当に迫力がありました。スタンドは満員。サポーターの歓声が響き、良い雰囲気でしたね~。
ウェストハムは労働者階級を中心に愛されるクラブと聞いていたのですが、確かにチェルシーのホーム・スタンフォードブリッジの雰囲気より少し緊張感のある空気を感じました。
チケットをチェックされた後、スタジアムにはこうしたゲートを通り抜けて入ります。一人ひとりが個別で入場するように工夫されたシステムですね。少し古びたゲートで歴史を感じました。
こちらはスタジアムの外観です。エンブレムにもなっている煙突?のようなデザインがカッコイイですよね~!
こちらはスタジアムの周辺のファンの様子。試合前か試合後かは忘れてしまいました。
こちらはスタジアムの外の露店です。こういったグッズを売る店と、香ばしい匂いを漂わせたハンバーガーやソーセージの露店がスタジアムに向かう途中の道路に並んでいて、自然と高揚感を覚えました。
実は試合内容も結果もウェストハムの対戦相手すらも忘れてしまったのですが、こうして写真を眺めると当時のスタジアムの空気感だけはハッキリと思い出されます。
このアプトンパークが今はないかと思うと、やっぱり寂しいですね。何十年も通い続けたサポーターにとって喪失感はどれほどのものだったか…。
行ったことはないですが、トッテナム・ホットスパーも今シーズンはホーム・ホワイトハートレーンの歴史に幕を降ろしました。チェルシーもスタンフォードブリッジの大規模な改修話が進んでいます。雰囲気を損なわずにビジネスを拡大していくベストなバランスを探ってほしいなと改めて思いました。
…それにしても、あー!また現地観戦に行きたい!!!!笑