冬の北海道、ウィンザー洞爺湖で年越し












2022年の年末年始、冬の北海道旅行3日目はウィンザーホテル洞爺湖を予約していた。大晦日から元旦にかけての1泊、年越しプラン。ウィンザーは昔、G8洞爺湖サミットが開かれたことで存在を知り、いつか北海道を訪れる際は宿泊してみたいなと思っていた。

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この年末旅行のプランを考える中でウィンザーホテル洞爺湖に泊まるなら大晦日にと考えた。年末もギリギリまで営業する飲食店は繁華街にそれなりにあるだろうが、流石に大晦日は少ないかなと予想した。であれば大晦日だけはお正月イベントもある高級ホテルで過ごすのはアリだと思った。結果的に、正解で大満足だった。

▲特急北斗で洞爺湖へ

まずは札幌駅から特急北斗に乗って洞爺駅へ。前日に買っていた富良野のチーズブリュレを食べながら、車窓を流れる景色を眺める。旅はやっぱり目的地に「向かう」って瞬間がワクワクする。

11時ごろすぎに洞爺駅に着き、あらかじめ予約しておいたウィンザーのシャトルバスでホテルへ。バスは30分ぐらいかけて山の方に上がっていった。

▲バスから見えたウィンザーホテル洞爺湖
▲ロビーから見える洞爺湖

到着してからどう過ごそうかな〜、意外と暇なのかな〜と考えていたが、なにはともれ洞爺湖の眺めが素晴らしすぎた。ここまで感動するとは思っていなかった。

外に出てロビーのガラスのちょうど外側の道から洞爺湖を眺めると、シンとした寒さの中、雄大な景色にただただ引き込まれていく。この日は風もなく、目の前の景色が立体的な現実のようにも、静止した絵画のようにも見えた。不思議な体験だった。

▲ホテルの屋外から見た洞爺湖

あとで聞いたところでは、冬の洞爺湖は吹雪や濃霧でしっかり見られないことも結構あるようだ。今回は1泊2日の間、日中はずっと眺めることができ、本当に幸福だった。チェックアウト後もバスの時間のギリギリまで外に出て眺めたぐらいだ。

さてチェックイン時はまだ正午で部屋には入れなかったが、ロビーで景色を眺めているだけでも満足だった。ただお腹が空いてきたので、ホテル内のレストランでランチをすることに。札幌・小樽で海鮮やジンギスカンを楽しんでいたので、気分を変えて中華料理を選んだ。

▲ウィンザー洞爺湖の中華料理店

これがまたとてもおいしかった。北海道の海産物も適度に使っていた。そして席からも悠然と広がる洞爺湖の眺望を楽しめた。

▲点心
▲席からの眺め

ランチを終えると早めに部屋の準備が完了したとのことで入室させてもらい、しばし休憩。部屋はシーサイドビューで洞爺湖は見られない。沖縄のビーチリゾートホテルに泊まった際などは習慣的に部屋からの景色はこだわらずにリーズナブルな方を選択していたが、今回ばかりはレイクビューを選んでも良かったかも!と思った。

▲部屋の様子

とはいえロビーやラウンジ、レストランから眺められ、何よりやっぱり屋外で洞爺湖を見るのが一番良かったので大きな問題はなし。16時ごろには温泉に入ってのんびりして食事へ。

大晦日プランは豪華ビュッフェということで、大きなホールの会場に向かった。ウィンザーホテル洞爺湖での滞在はトータルでほぼ満点の充実度ではあったけれど、唯一すこしだけ、このビュッフェは期待を下回ったかなというのが正直なところ。

▲大晦日ビュッフェ

カニとかおいしい牛ステーキとか食べ放題なのだが、ちょっと会場がだだっ広くて若干寒く…なんとなく気持ちも焦ってしまって落ち着けなかったかな。年末らしい楽器の演奏とか、紅白歌合戦を大画面で流すとか、そんな雰囲気づくりもあったらうれしかったかなと思う。

いったん部屋で休憩してから23時ごろにロビー階へ。カウントダウンイベントに参加した。その前に年越し蕎麦も振る舞われたようだが、ちょっと寝てしまってありつけず。まあ今回の旅行(毎度のことながら)グルメを楽しみまくって食べ過ぎだったので良いでしょう。

イベントでは曲芸師のパフォーマンスを楽しんだあと、宿泊券などの景品が当たる抽選会で盛り上がった。カウントダウンの後は花火が盛大に打ち上がり、晴れやかな気持ちにさせてくれた。

▲年越しイベント

こうして2022年は大満足のうちに締め括られた。

朝ごはんなどの様子は次の旅行4日目の記事にて↓












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