移籍市場イライラの解決策はバラック!?ChelseaEcho提携記事












※この記事は現地人気サイト・Chelsea Echo で2019年1月10に投稿された記事 WHY CHELSEA NEED A DIRECTOR OF FOOTBALL を当サイトが独自に翻訳した記事です。aokumakun.comは事前に同サイト運営者のシモン・フィリップス記者に日本語翻訳記事の掲載許可を得ています。

青くま君
移籍市場でもどかしい状況が続くチェルシー…解決策はあるのか。現地ファンから危機感に満ちた提言です!

なぜチェルシーはフットボールディレクターを必要とするのか

チェルシーにはフットボールディレクターが必要だ。フットボールについてよく知り、リーダーであり、勝利者であり、チェルシー関係者で、そして首尾一貫したビジョンや戦略を持っているーそういう男が必要だ。マリナ・グラノフスカイヤ氏に欠如しているフットボールへの洞察を補い、一緒に働くことができる人材だ。

フットボールダイレクターだったミハエル・エメナロが去ってから特に、組織構築が議論になってきた。エメナロが去って以来、選手の補強はチーフエグゼクティブのマリナ・グラノフスカヤ氏と国際スカウティングのトップ、スコット・マクラリン氏が担っている。しかし移籍市場ではいつも、監督、スカウト、マリナ氏、(そして去るまではエメナロ氏)の思惑が複雑に絡み合ってきた。

そして近年、2018年の夏は予想されたように、良い結果がもたらされなかった。何人ものビッグネームの補強ターゲットを逃したのだ。移籍金を払い渋り、キーターゲットを失った。

結果は見ての通り。ファーストチームのスカッドは今、崖っぷちの状況だ。

分離するアカデミー…

別の問題として、チェルシーには一貫した戦略が欠けている。選手の補強だけでなく、素晴らしい実績を持つアカデミーとファーストチームとの統合という意味においてもそうだ。そしてそれが今、アカデミーが生んだジョンテリー以来の逸材・ハドソン-オドイに移籍の可能性が浮上するという形で問題になっている。

ファーストチームを強くすることと、アカデミーからファーストチームへの統合が完全に別物になってしまっていて、ひどく混乱した状態なのだ。

では何が答えか。私にとって、そして多くのファンが話していることはシンプルだ。それはフットボールディレクターを置くことだ。

リバプールとシティという好例

好例として、イングランドに2つのトップチームがある。リバプールマンチェスターシティだ。この2チームはどちらも明確な組織と選手獲得に関する戦略がある。両クラブとも強いアカデミーを持ち、リバプールは特に明確なファーストチームへの道筋を作っている。アレクサンダー・アーノルドが成果の良い例だ。

両クラブともフットボールを知るディレクターを擁している。リバプールはミハエル・エドワーズをスポーティングダイレクターとしている。マンチェスター・シティはチキベギリスタインで、スカウティング、アカデミー、さらに選手の契約、そして監督の近くでチームを構築する助けもする。シティの舞台裏を描いた「All or nothing」のドキュメンタリーシリーズで特に印象深かったのは、フットボールディレクターが1人だけではなかったことだ。 フットボールをすべての側面から調和させていた。彼らはフットボールディレクターを異なる地域、世界にに持っているのだ。

リヴァプールとシティには今、安定性があり、長期の成功を構築しているように見える。 チェルシーが危機に次ぐ危機でよろめきながら進んでいる間に…。チェルシーは移籍市場で時間がかかり、そしてほとんどいつも交渉の失敗やお金を理由に話が進まない。

チェルシーは素晴らしいビジネスウーマン(=マリナ氏)がクラブを運営している。ただ問題はマリーナ氏がPeter Kenyonや Ron Gourlayのようなフットボール人ではなく、後継者にふさわしくなくないことだ。彼女にとってボトムラインこそがすべてだ。そして私たちはマンチェスターユナイテッドで起きたことを知っている。フットボールの一貫した戦略がない中で金を投じた時に何が起きるかー。

ビジョンを語れる人物を

チェルシーには方向性が必要だ。一貫したフットボールのビジョンと戦略を持ち得る人、あるいは人々が必要だ。マリナ氏に欠如しているフットボールに対する洞察を与えられるような人物だ。そう、チェルシーはフットボールディレクターが必要なのだ。

候補として2タイプの人物を提案したい。 1つは実質的にリーダーになる役割だ。チェルシーのレジェンドで、フットボールアイコンとしてクラブを国際的に象徴できる人物が良い。一方で、もっと技術的な人物で、スカウティングや選手との交渉を担ったり、海外での成長戦略を作ったりできるような人物だ。フットボールパーソンでもあり、ビジネスパーソンでもある人物だ。

チェルシーはどちらも必要だ。クラブのビジョンを公にしたり、加入する可能性のある選手やユースの選手たちにビジョンを明確にできるような人物。そしてクラブを代表し 、戦略を実行できる人物だ。そしてチェルシーはまた伝統的なフットボールディレクターも必要で、スカウティングを管理したり、補強戦略を練ったり、契約の交渉を担えるような人物を求めたい。

誰がこのような2つの重要な役割を担えるだろうか。ジャンルカ・ヴィアリ?ジャンフランコ・ゾラだろうか。私にとって答えはいつも明快だ。ミヒャエル・バラックである。

ご存知のようにこのドイツ人ミッドフィールダーはチェルシーのレジェンドであり、バイエルンミュンヘンとドイツ代表のキャプテンを務めた。国際的に知られているフットボールアイコン、そしてリーダーであり…バラックが良い理由はたくさんある。

ユース選手にビジョンを示せ

まず初めにカラムハドソン-オドイのケースをみてみよう。ミヒャエル・バラックのような人物が昨夏、チェルシーの将来的なビジョンと戦略を示し、サッリ監督と協力してファーストチームとつなぐようなプランを示していたら、選手はもっと自信を持ち、チーム内での自分の役割をよく理解し、どうやって成長していくかを考え、そしておそらく留まることを選んだだろう。それは他のアカデミーの選手たちにも影響を与える。バラックは同じことを他の全ての選手たちにできるのだ。彼はビジョンを示すことができるし、選手とその家族に将来的なチェルシーにおける役割を明確にすることができる。

このコンセプトはチェルシーが獲得を狙う選手にも適用できる。バラックのようなフットボール界のレジェンドが彼らに会い、 あるいは電話して、チェルシーのビジョンをとその中における選手個人の役割について説明する。マリナ氏のようなビジネスパーソンが同じことをするのは難しい。

その他にも、バラックは選手との交渉をサポートをしてくれるだろう。ヨーロッパの多くのクラブはいまだに 男性社会という現実もある。ミヒャエル・バラックのようなフットボール界のアイコンのような存在が役割を果たせば、かなり違いを生むだろう。バイエルンミュンヘンやレバークーゼンなど、彼がレジェンドとして在籍していたクラブには特に有効だ。単にビジネスマンとしではなく、フットボール界の人物として認識される。この小さな差が違いを生む。

もうひとつの役割

二つ目の役割であるもっと伝統的なフットボールディレクターとしては、ルイス・カンポスを推薦したい。彼は数年前に素晴らしいモナコを作り上げることに貢献した。それかローマのモンチだ。彼らはフットボールにおける戦略を作り上げ、移籍市場を管理し、選手との交渉を担い、一貫した戦略でユースも成長させられる。戦略立案の専門家であり、バラックのような人物と一緒に働くのが良いだろう。

もし我々がバラックを指名し、その横でルイス・カンポスやモンチがいてくれれば、戦略がない現在の状況からでもチェルシーは一貫した戦略を作り、スカウトのネットワークを改善し、長期におけるチェルシーのビジョンをバラックと共に作ることができる。バラックの役割はチェルシーのビジョンを描き示すこと。長期の戦略、計画を選手、ファン、そしてアカデミーに示すのだ。

チェルシーはそうした計画を管理するチームをトップに配することで、監督レベルで何が起きても継続性を保つことが出来る。それはフットボール哲学を継承し、スムーズな監督の交代もできるということだ。いまダービーで輝くチェルシーのレジェンドがサッリ監督を引き継ぐ時にも助けになるはずー。

このアイディアはとても明快で、そして多くの利点がある。ただ、疑問なのはなぜチェルシーが未だにそれをしていないのかということだー。

青くま君
一貫したチーム作り…それこそ今のチェルシーに必要なことですよね。アザールが契約延長に迷う理由も、もちろんオドイ君の移籍騒動も…ここに起因している気がします。移籍市場で毎度マリナアウトが叫ばれますが、もう一歩先の解決策として今回の提案は納得できました。ライバルたちに置いて行かれないためにも、早くディレクターを召喚してほしいです











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