スーツケース1個に詰め込める分量の洋服だけで着回しをしているので、どうしても毎日似たような、ほぼ同じコーディネートになります。選ぶ基準は天気予報。朝ウェザーニュースを見て、これぐらいの最高気温ならこれしかないなと1種類をパッと組み立てる感じです。

元々幼少期から一番お気に入りの服ばかり着てしまう子でした。自分内ランキングで2番目、3番目の服を着る時は著しくテンションが下がる。毎日同じ服を着れば、毎日1番良いテンションでいられるじゃないか!と気づいたのは社会人になってからのことでした。

それまでは毎日同じ服を着たいけれど、それは不可能なことだと思い込んでいたのです。周囲の人から

毎日同じ服を着てるね!

って言われることは怖く、ひどく非常識なことだと感じていました。まああながち間違っていないというか、今でも毎日同じ種類の服を着ることは常識的なことではないかも知れません。

ところがここ7、8年は基本的に各気温帯ごとに1種類のコーディネートのみで過ごせるようになりました。ネクタイも1種類だけを着用しています。先ほどの恐怖心への対処法はズバリ「敢えて変わった人だと思われるように努力する」です。

実体験の例を紹介します。数年前、朝会社に行ったら後輩から「会社に泊まり込んでたんですか!?お疲れ様です!!」といきなり労われたことがありました。その時はビジネスカジュアルのような格好をしていました。確かに繁忙期ではありましたが、私はぐっすり家で睡眠を取り、洗濯済みの綺麗な服を着て出社したところだったんですよね笑。

後輩は昨日と全く同じ洋服に身を包んだ私を見て思わずそう声をかけたのでした。こういう時はチャンスです。変に取り繕ったりせずに「いや、自分は毎日同じ服を着ないと落ち着かない性格で、このシャツは同色4枚、このズボンは同色2枚、靴下は全く同じのを8足も持っているんだよ!」と笑顔で返します。

何回かこういうシチュエーションが訪れたので同じようにやってみました。驚いて興味を持ってくれて「色違いは嫌なのか」とか「飽きないのか」とか質問してくれる人もいます。その時は全部笑顔で「同じ色じゃないと落ち着かないんですよね。変ですよね」とこれまた笑顔で対応します。

中には「スティーブジョブズやオバマ大統領の真似してるの!?」なんてツッコミもきます。ジョブズやオバマは日々判断することは多すぎるため、服装を選択する脳の負担を軽くしようと毎日同じ服を着ることで知られているんですよね。そういう時は「そうそう、共感する」と答えてもいいし、「オバマほど忙しくないのに恥ずかしいけどね」などと返しても良いでしょう笑。

そうしているうちに「あの人は同じ服を毎日着る変わった人なんだ」と周囲が認識してくれるようになります。周囲の認知さえあれば、グッと生きやすくなります。

これは昔知った「飲み会の二次会を断る方法」と似ています。飲み会の二次会が嫌いで行きたくないのに、グズグズしていると引っ張られちゃうことありますよね。これも最初が肝心。初期段階でキッチリ帰り「自分は二次会は行かない人なんだよね」と勝手にカテゴリーを作り、そこに自分をカテゴライズしてアピールすると良いんですよね。

そうすればその後、〇〇さんは二次会に行かない人と周囲が認識してくれてスッと帰れるようになる訳です。まあ私は二次会好きなのでこの手は使いませんが、もし同じ服を毎日着たいのに着られない人は、堂々とこの手法を応用してみると良いと思います。

まあそもそも、人は思っているほど自分のこと見てくれていませんけどね!

年齢を重ねるにつれ自意識が適度に低下したことも毎日同じ種類の服を堂々と着られるようになった理由かも、とふと思ったり。気にせず自分の好きなように、自分が心地良いように生きていきたいですね。












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